唐犬図@足立美術館
みなさま、こんにちは〜ーー。
うだるような暑さの広島です。
ところで昨日はバスツアーに参加いたしまして、
念願の足立美術館に行ってまいりました。
色々な方から足立美術館のお庭が素晴らしいという評判を聞きましたし、
海外の庭園雑誌で日本の庭園No.1に連続13年も獲得していると聞いたので
ものすごく期待して行ったのです。
でね。
正直いうと、私の好みではなかった。。。。めんご。
確かに手入れが行き届いているし
細部まで計算されていて壮大な自然と調和しているお庭で
それは素晴らしいものだというのは理解できたのですが
どうも私はこういう派手な感じが好きではないらしく、
どっちかというと京都のお寺のお庭の方が好きだなーという
感想を持ってしまったのです。
加えて。
以前からあまり横山大観には興味があまりなくて
足立美術館で作品を見てもやっぱり好きにはなれませんでした。
これまた、めんご。
どうもお庭と同じかもしれませんが、
壮大だったり、派手だったりするものは
興味を持たないみたいです。
じゃあ、せっかく足立美術館に行ったのに
何も得るものがなかったのかというとそうではありません!
私がビビッときたのが橋本関雪。
唐犬図を見てもう鳥肌が立ちました!
もちろん、犬が好きだから興味が湧いたというのではなくて
なんというか関雪の作品にすごい「慈しみ」を感じたのです。
緻密なところまで描いているのに
宇宙のようなスケールの大きさを感じました。
なんだかミクロの世界の宇宙っていうのかな。
うまく表現できないのですが、
関雪の生き物や自然に対する慈愛みたいなものを感じました。
自宅に戻って関雪について調べてみると、
京都に白沙村荘という自宅兼アトリエみたいなのを建てているそうで
どちらかというと、こちらのお庭の方が私好みという感じがします。
足立美術館のお庭を男性的とするならば
白沙村荘が女性的なのかな。
まだ行ったことないので偉そうなこと言えませんが
来月京都に行く予定があるので時間があれば
こちらものぞいてみようと思っております。
橋本関雪に会えたのはすごい収穫だった!!!
やったー。
ということで。
絵ってさ。
上手い下手じゃないんだね。
みなさま、素敵な一日を^^
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