「ベンジャミン・バトン」を半分観たよの巻。
みなさま、おはようございますーーー。
今日は少し涼しいです。
ところで。
相変わらず細切れに映画を観ておりますw
今見ているのは「ベンジャミン・バトン」
ちょうど半分くらい見終わったところ。
これが面白いわー。
映画の前半でブラッド・ピット扮するベンジャミンが
「なんで僕は他の人と違うの?」と育ての親であるクイニーに
泣きながら問うシーンが印象的でした。
そうだなぁ。。。
「みんな同じ」とか「みんなそれぞれ違う」って言っても
結局「明らかに違う」ってことかなりのダメージを受けます。
そこで思い出したのですが。
先日ご紹介したニーチェのお話の回で、
東京医科大学の西研先生が若い頃、
ある重度の障害を持った女性との会話を語られていました。
その女性は重い障害のために一人で用を足すこともできません。
常にボランティアの人の助けがないと生活できないのだそうです。
そんな彼女にこういう質問がされました。
「もし天使がやってきて、自分の体の障害を全て取り去ってくれるとしたら
あなたは天使にそれをお願いしますか?」
すると彼女はこの質問にこう答えたそうです。
「自分はこの障害のおかげで色々な人に出会い、色々な経験をしているから
障害に感謝してしている」
その当時、西先生は若かったので、
この女性の言葉を単なる「強がり」と受け止めたそうです。
しかし西先生はニーチェの研究などを経て、
今では彼女の言葉は彼女の真実の声であったと理解できたそうです。
確かに。
自分も人生が変わってからは「なぜ自分がこういう目に?」と
何度も問いかけました。
悪いことしてないのにとか。色々。
ヨブ記みたいですが、本当に神様を心の底から呪った。
でも最近は人と違う人生をもらえたことを受け入れることができるようになってきました。
それから他人が色々な人生を生きていることも受け入れることになりました。
最近は自分の人生は変わっているだけに
「面白い人生」になるのかもと思えるようになりました。
事実、面白くなってきたし。
こう思えるようになったのは色々な人や動物や植物や昆虫のおかげw
色々な存在が愛おしいと思えるようになってきました。
物を追い求めるのではなく、その瞬間を追い求めなさい。かな。
ということで。
今日もパンパンに忙しいのですが
これも楽しめるようになってきました。
なんとか時間を作って映画の後半を見たいですー。
みなさま、素敵な一日を^^
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